2021年3月31日、「裏方としてゼロから仕事の形を作っていく」
そう言い残して、TOKIOを脱退、そしてジャニーズ事務所を退所した長瀬智也さん。
その後、芸能界の表舞台から姿を消し、自身のSNSからでしか活動を見ることができなくなっていました。
しかし、才覚あふれる長瀬智也さんです。
「裏方としてゼロから仕事の形を作っていく」の言葉通り、様々な挑戦をしているに違いありません。
そこで、現在の長瀬智也さんの活動と、長瀬智也さんを巡る芸能界の動きを見ていくことにしましょう。
一体、長瀬智也さんは現在何をしていて、芸能界は長瀬智也さんに何をさせようとしているのでしょうか。
長瀬智也さんの現在の活動
それでは、長瀬智也さんは現在何をしているのか。
実際にどんな活動をしているのかを調べていきましょう。
今回は、活動について3つのセクションに分けたいと思います。
その3つのセクションとは
- 音楽活動
- 映像制作活動
- 趣味・その他の活動
です。
長瀬智也さんの現在の活動①音楽活動

引用元:https://prcm.jp/album/7a210ef1f9109/pic/44184761
個人的ではありますが、長瀬智也さんに期待するのが音楽活動です。
TOKIOのヴォーカルとして、末期には自作詞曲を送り出していました。
しかし、2018年にTOKIOのベースを担当していた山口達也さんが不祥事で脱退。
以降、TOKIOは音楽活動を休止、ライブもできなくなってしまいました。
長瀬智也さんはこのままジャニーズにいても、音楽はできない。
音楽に活動の意義を見出していただけに、対処の理由としては十分です。
とは言え、音楽活動は「裏方としてゼロから仕事の形を作っていく」に反します。
本来であれば有り得ないはずなのですが、2022年秋口から音楽活動の情報がチラホラ出てきます。
2022年9月:レコーディングの報道
2022年9月ごろ、週刊誌「女性自身」が報じたのが長瀬智也さんの音楽活動について報じました。
「長瀬智也さんは頻繁にスタジオレコーディングを行っている」
「仲間内で組んだバンドで、インディーズ楽曲を発表する予定」
と、ジャニーズ退所から1年半にして、長瀬智也さんの音楽活動の本格化が見られたのです。
2023年1月:インスタグラムに意味深な投稿
長瀬智也さんは自身のインスタグラムに、以下のような写真を投稿しています。

引用元:インスタグラム
これは、レコーディングスタジオの風景です。
長瀬智也さんが、新曲の発表に向けて、着々と動いていることが読み取れます。
これで、2022年9月の女性自身の報道の裏が取れました。
今後の長瀬智也さんの音楽活動への期待が一気に膨らみます。
2023年2月:ライブ敢行

引用元:インスタグラム
いよいよ、長瀬智也さんが「バンドマン」として動き始めました。
自身が懇意にしている友人が手掛けるアパレルブランド「CHALLENGER」。
このブランドの14周年を記念するイベントに長瀬智也さんが率いるバンドが登場。
「KODE TALKERS」と名乗るバンドで、新曲10曲を披露しました。
「KODE TALKERS」の活動について、こう報じられています。
一夜限りの復活ではなく、今後神戸でもライブを開催予定で、レコーディング集であるという。
「[春先の5~6月辺りに盤が出せる予定]と永瀬さんがライブで明かしていました。盤という表現が長瀬さんらしいですが、CDなのか配信なのか、とにかくライブ以外でも彼の歌声が聴けるようになるんだと思います。久保田さんも[今回はジャパンツアーだけど、いずれ世界にもいくかもね]と、活動のフィールドを日本に限定しない青写真を語っていました。
引用元:NEWSポストセブン
ここで出てきた「久保田さん」とは、ギタリストの久保田光太郎さんです。
TOKIOがオリコンで初めてシングルで首位になったシングル「メッセージ」の提供者です。
TOKIOの楽曲をいくつも手掛けており、長瀬智也さんともつながりがあったと考えられます。
2023年6月:アルバム発表
上記の「NEWSSポストセブン」の情報通り、2023年6月6日にKODE TALKERSのアルバムが発表されます。
アルバムのタイトルはセルフタイトル「KODE TALKERS」
「これは名刺代わりだ」と言わんばかりの、自信作であることが伺えます。

引用元:https://stream-j.jp/blogs/%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B9/kode-talkers-1st-albam
しかし、私はここで疑問にぶち当たることになります
それは「あれ?オリコンチャートにランクインしていない」です。
長瀬智也さんが率いるバンドのアルバムなら、高い売り上げが出るはず。
それこそ、オリコンアルバムチャート1位だって夢ではありません。
にもかかわらず、私はオリコンチャートで「KODE TAKLERS」の姿を見たことがないのです。
どういうことだろう、アルバムについて調べると次のことがわかりました。
長瀬智也さん率いるバンドの所属レーベル
長瀬智也さんのバンドのアルバムがオリコンチャートに一切入っていない。
これは明らかに不審です、なにか理由があると思い調べてみました。
KODE TALKERSオフィシャルツイッターに、こんな投稿を見つけました。
【1st ALBUM「Kode Talkers」発売】本日6/6(火)12:00よりCHALLENGER原宿旗艦店及びCHALLENGER RECORDSオンラインストア、CHALLENGER正規取扱い店にて店頭販売を開始します。
引用元:KodeTalkers Officialツイッター
つまり、KODE TALKERSのアルバムは流通経路が限られていることを示しています。
そうです、KODE TALKERSはメジャーレーベルには所属していないのです。
販売方法、経路によってはオリコン集計外になります。
これは「長瀬智也さんのバンドにも拘わらず、チャートインしていなかった」理由です。
KODE TALKERSの所属レーベルは「CHALENGER RECORDS」です。
これは、先程記念イベントに登場したアパレルブランド「CHALENGER」内のレーベルです。
現在KODE TALKERSしか所属していません。
おそらく、KODE TALKERSのために作られたレーベルでしょう。
音楽が本筋ではない会社からの発売です、販売経路も限られるでしょう。
敢えてメジャーレーベルからではなく、自らが関わっている場所から出すのか。
おそらく、制約なし、自由に活動できるからでしょう。
お金よりも、自らが標榜する「職業:表現者」を体現したいという意思が伝わってきます。
長瀬智也さんの今後の音楽活動
バンド「KODE TALKERS」のフロントマンとして、アルバム「KODE TAKLERS」を発表しました。
今後予定されている音楽活動は「ライブ」です。
アルバム発売に先駆けて、ライブの告知もされていました。
Kode Talkers JAPAN TOUR2023
- 2023年9月4日(月)東京都 LIQUIDROOM
- 2023年9月11日(月)東京都 渋谷duo MUSIC EXCHANGE
- 2023年11月28日(火)大阪府 ユニバース
ライブハウスでの3公演が予定されていました。
ライブのプロモーションも兼ねてでしょう。
雑誌[GOETHE[ゲーテ]]に、盟友・久保田光太郎さんと一緒に登場。
バンド[KODE TAKLER]について語っています。
長瀬智也さんが本腰を入れているバンド[KODE TALKERS]。
長瀬智也さんファンのみならず、音楽ファン・ロックファンも注目です。

引用元:https://goetheweb.jp/person/article/20230821-kt2?heading=3
というわけで。
私が音楽が好きな分、長瀬智也さんの音楽活動を熱く語ってしまいました。
「裏方としてゼロから仕事の形を作っていく」とは裏腹のバンド活動。
ただ、メジャーレーベル[音楽業界の表舞台]に立たないあたり、公言通りなのかもしれません。
長瀬智也さんの現在の活動②映像制作活動
こちらの方が「裏方としてゼロから仕事の形を作っていく」に近いでしょう。
2020年2月:路上撮影のスクープ
2020年2月、女性セブンが「長瀬智也さんが路上でロケをしている姿が目撃された」と報じました。
長瀬智也さんの突然の映像制作活動の様子に驚くのもつかの間、撮影内容も推測されます。
2021年5月5日、週刊大衆は女性セブンが報じた撮影が以下のものであると報じています。
「長瀬はCHALLENGERの商品やキャンペーンのプロモーション映像の撮影にディレクターとして携わっているそうです。同ブランドの代表を務めるのは長瀬の地元・横浜の幼馴染。同社の取締役には長瀬の母親の名前もあります」
「『女性セブン』が報じていた自主制作映画というのが、CHALLENGERのPVだったのではないでしょうか。ジャニーズ事務所退所後、長瀬の最初の仕事は母親が取締役を務める会社の仕事だったということですよね。」
引用元:https://taishu.jp/articles/-/94113
先程も出てきた、アパレルメーカーCHALLENGERには、長瀬智也さんの母親が大きく関わっています。
長瀬智也さんが、ある意味「根城」にしているのは、母親との関係のよるものでしょう。
自らが望む「裏方としてゼロから仕事の形を作っていく」道で、母親孝行をしているように見えます。
週刊大衆が報じているものかわかりませんが、長瀬智也さんがCHALLENGERのPVに登場した事があります。
黄色いヘルメットを被りバイクで走り去っているのが長瀬智也さんです。
一瞬の出来事なのでわかりづらいですが、一時停止してみれば確かに長瀬智也さんである事が確認できます。
長瀬智也さんの映像制作について、もう一つ動きがあります。
2021年7月:映画撮影
2021年7月にNEWSポストセブンは、長瀬智也さんについてこういう記事を載せています。
・長瀬智也、身振り手振りで熱血指導 監督として奮闘する姿をキャッチ
「いま、長瀬さんは独立後にやりたかったことの1つである映画製作に取り組んでいます。映像関係の友人の力を借りながら準備を進めていて、長瀬さん自らロケハンや撮影の交渉などをしているようです。内容は極秘で、本人は“完成まで明かさない”と言っているとか。
長瀬さんはかねてから、1980年代のアメリカ映画のような、“自分が考えるかっこいい音楽や衣装”を詰め込んだ映画を作りたいと周囲に話していました。さらに、やるからには音楽も自分で作り、編集まできちんと自分の手でやりたいんだとか。半端な気持ちではなく、10年以上前から温めてきた企画のようです」(芸能関係者)
引用元:https://www.news-postseven.com/archives/20210719_1675800.html?DETAIL
長瀬智也さんが熱血指導している姿がこちらになります。

引用元:女性セブン
表舞台に立つ俳優としてではなく、作品を創る側に立って映像作品に携わる。
ジャニーズに所属していた時代では、実現できなかったことです。
これは、2021年の記事で、以降長瀬智也さんの映像作品についての情報は入っていません。
作品が出来上がっていれば、長瀬智也さん監督と発表されているはずです。
まだ、何かしらの理由で完成には至っていないようです。
一部では、財政難により制作が止まっているという噂もありますが、果たして本当でしょうか。
いずれにせよ、映像制作には積極的になっているのは確かです。
長瀬智也さんの作品が送り出されるのを期待しましょう。
長瀬智也さんの現在の活動③趣味・その他
ここからの内容を一括りにしていいのかは、少々疑問になるところです。
ただ、少々細かい内容となりますので、まとめさせていただきます。
アパレル
長瀬智也さんの旧友のブランドにして、母親が取締役を務める「CHALLENGER」
このメーカーに関する活動も行っています。
自身のインスタグラムには「CHALLLENGER」の服を着ているものが数多くあります。
広告塔としての役割を果たしていると言えます。
この「CHALLENGER」関連の活動で目立ったのはこちらです。

引用元:https://agn-na.org/nagasetomoya-now/
なんと、長瀬智也さんは「新聞の折込チラシ」に登場しているのです。
そして、隣に写っているのは俳優・プロサーファーの村上竜さん。
折込チラシであることが信じられない豪華すぎる面々です。
こちらは、セレクトショップ「FREAK’S STORE」のチラシ。
そして、これは2021年7月25日に渋谷区限定で配布されたものです。
限定配布ということは、プレミアがついているかもしれません。
メルカリに売りに出されている可能性を感じた私は、早速調べてみました。
案の定、メルカリで長瀬智也さんが登場するチラシが見つかりました。

引用元:https://jp.mercari.com/search?keyword=%E9%95%B7%E7%80%AC%E6%99%BA%E4%B9%9F%E3%80%80FREAK
2023年10月13日現在
価格は750~3000円、案外安いなと思います。
配布された数が何枚かはわかりませんが、チラシなんてなかなか取っておくものではありません。
希少価値が出ていると思ったのですが、そこまでではなかった模様。
釣り・バイク
長瀬智也さんのインスタグラムに数多く登場するのが、釣りとバイクです。
両方ともキャリア25年を誇る、長瀬智也さんのライフワークになっています。
長瀬智也さんの現在の生活を一番表現しているものとなっています。
この釣り・バイクの経験から専門誌の取材が来るほどです。
釣りの腕、バイクの知識や技術とは別に、釣り・バイクの第一人者の風格を感じさせます。

引用元:ツイッター

引用元:https://www.news-postseven.com/archives/20220629_1768761.html/2
というように。
長瀬智也さんは芸能界の表舞台から去り、自分の追い求める夢へと着実に進んでいる。
そう言って間違いないでしょう。
ただ、芸能界を去ったとは言え、長瀬智也さんを芸能界が放っておくわけがありません。
次は、長瀬智也さんを巡る、芸能界の動きを見ていきましょう。
長瀬智也さんを巡る芸能界の動き
音楽活動・映像制作活動・その他。
ジャニーズ事務所にいては出来なかったことを着実に進める長瀬智也さん。
そんな長瀬智也さんの意図とは無関係に、芸能界では長瀬智也さん争奪戦が起きているのです。
長瀬智也さんの人気について、芸能記者はこう語ります。
「インスタの写真では、バイクのレースや釣り、音楽活動の様子を見ることができる。人気は相変わらず高く、2023年8月時点では170万人のフォロワーを抱えている。髭面でワイルドな風貌の長瀬には、もはやアイドルの面影は全くありません。ジャニーズ退所後は男性ファンが、長瀬のファッションをインスタで見て真似る人も多くなっている。そういったカリスマ性もあり、今回は連載などの付き合いがあった『GOETHE』の表紙に抜てきされた。雑誌の売り上げも上々で、復帰を期待する声が高まっているようです」(スポーツ紙記者)
引用元:https://www.cyzo.com/2023/08/post_352682_entry.html#lnnp5wlspn1xqjxqpt
そう、こんな絶大な人気を誇る長瀬智也さんをどうしても引っ張りだしたい。
そう思うのも当然でしょう。
長瀬智也さんを巡る芸能界の動き①TOBE:三宅健と接触

引用元:https://www.cyzo.com/2023/08/post_352682_entry.html
この項目の関連記事が上記リンクになります。
週刊女性PRIMEが7月20日に「長瀬智也さんと三宅健さんが密会した」と報じました。
目的は「長瀬智也さんをTOBEに引き入れるため」です。
かつて、同じジャニーズ事務所に居たよしみで、説得に回ったと思われます。
現在、三宅健さんは実質滝沢秀明社長の右腕と呼ばれています。
タレントを引き込む外交もまた、三宅健さんの大きな仕事と言えます。
なにやら、長瀬智也さんが「金欠だから金のために三宅健の説得に応じる」とも言われているようです。
ただ、長瀬智也さんがいまさら芸能事務所に所属するとは思えません。
自身のバンドのアルバムですら「自主レーベル」からだすくらいなのですから。
特に、離反したジャニーズ事務所の流れをくむTOBEならなおさら組む気は起きないに違いありません。
制作スタッフとして関わるという線も薄いと思われます。
2021年3月31日にジャニーズを退社して以来、長瀬智也さんは外注の仕事を受けていません。
そして、他の団体と組んで何かをした、という実績もありません。
そう考えた時、TOBEと組んで何かをする可能性も極めて低いと思われます。
俳優業復帰への期待
これは、長州力さんのポッドキャストに出演した際のコメントです。

引用元:インスタグラム
さらに、長瀬は俳優業について、「役者業みたいなものは今はやってませんけど」としつつも、「これからも機会やお話があって何か協力できることがあればやりたいなとは思いますけどね」と明言。長州とのトークをきっかけに演技論を語ったり、『俺の家の話』で脚本を務めた宮藤官九郎に言及したりと、俳優業への熱が冷めていないことを感じさせた。
引用元:https://www.cyzo.com/2022/12/post_329662_entry.html
これは、長瀬智也さんの俳優業復帰への希望となる発言とみなされています。
そして、現実味を帯びてきたのは「ジャニーズ事務所の崩壊」です。
ジャニーズ事務所は離反したタレントを出演させないよう、テレビ局に圧を掛けていました。
ところが、当のジャニーズ事務所が崩壊し、テレビ局が圧への忖度を認めています。
長瀬智也さんのドラマ出演を阻む軛はなくなり、本人の意志次第では俳優復帰もありうる、という事です。
そして、長瀬智也さんの才能を認め、ドラマに起用する期待をもたせる人物もいます。
『池袋ウエストゲートパーク』『俺の家の話』など長瀬の数々のTBSドラマ主演作、そして『離婚しようよ』のプロデューサーである磯山晶氏は、長瀬の退所前に「他にはいない才能だから、俳優を辞めないでほしいです」とラブコールも送っていた。
引用元:https://www.cyzo.com/2022/12/post_329662_entry.html
映像作品に出演する側から制作する側へと移る動きを見せてきた2年半。
ここに来て、出演する側に戻っていくのか、これは大きなターニングポイントになりそうです。
まとめ

引用元:インスタグラム
長瀬智也さんは、自身を「表現者」とし、「自分がかっこいいと思えるもの」を追いかけています。
その心意気は、ジャニーズ事務所に所属していた時では考えられない、野性味溢れた風貌からも明らかです。
今の風貌や活動を見ていると「ジャニーズ事務所にいたときはよほど窮屈だったんだろうな」と感じます。
今の長瀬智也さんがあまりに個性的なだけに、都合よく縛りをつけてくるジャニーズ事務所との相性は最悪。
退所するチャンスを狙っていたことは言うまでもありません。
2020年代に入り、ジャニーズ事務所の力が弱かったのか、退所ラッシュが起きていました。
長瀬智也さんにとって願ってもない機会が訪れたと言えます。
1994年にメジャーデビューして、退所するまでの27年間、ジャニーズに十分尽くしたのです。
離反して、それこそ好き勝手やってもいいと思います。
ジャニーズ時代では見せなかった長瀬智也さんの真髄をこれからも見せて欲しい。
長瀬智也さんの現在をまとめていて、改めて思うのでした。
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